ダイワボウ情報システムと日本マイクロソフトが協業

Windows搭載スレートPC普及で、10月に専門組織新設

 2011.09.07−ダイワボウ情報システム(DIS)と日本マイクロソフトは5日、Windowsを搭載したスレートPC(タブレット端末)の拡販で協業すると発表した。10月1日付けでDIS社内に「Windowsスレート推進センター」を設立し、全国に約1万7,000社のDISパートナーを通して、今後3年間に70万台を販売していく計画。

 DISはPCおよびPCサーバーの国内トップディーラーの1社で、2010年度に180万台以上を販売した実績を持つ。これは日本のPC市場全体の12%に当たる数字で、全国に87の営業拠点と14ヵ所の物流センターがあり、販売パートナーは1万7,000社にのぼる。

 新設する「Windowsスレート推進センター」は、これらパートナー各社に対する専用相談窓口として機能するほか、セミナーなどによる啓発活動およびパートナー育成を行っていく。とくに、中堅・中小企業や教育機関におけるスレートPCの利用を促すため、実際の業務に即した活用シナリオやソリューションを作り出して提案することが最大の使命になる。

 センターには日本マイクロソフトの技術者が常駐し、サポートに当たるという。


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