ASUSがキーボード脱着式超薄型ノートPCの新シリーズ「Chi」

薄さ・性能など“理想の1台”、春モデル22製品を投入

 2015.02.14−ASUS JAPAN(エイスースジャパン)は13日、キーボード脱着式の“2 in 1”超薄型ノートPCの新シリーズ「ASUS TransBook Chi」を含む春モデル22製品を発売すると発表した。ASUSTeK本社のジョニー・シー会長は、アップル製品よりも強く薄いなどと強調するとともに、他のWindows製品と比べても性能が高いと訴えた。「携帯性、美しさ、エンターテインメント、生産性の観点で理想の1台に仕上がった」と自信をみせた。

 新シリーズの「ASUS TransBook Chi」は、IPS液晶ディスプレーが12.5型「T300Chi」、10.1型「T100Chi」、8.9型「T90Chi」の3タイプ。「Chi」(チー)は「気」を意味しており、シー会長は「ChiはAir(アップル製品をもじっている)よりも上」とこだわった。いずれも、新開発のマグネットヒンジによって、タブレット部とキーボード部をスムーズに脱着することができる。

 とくに、「T300Chi」はインテルCore Mプロセッサーを搭載し、タブレット部の厚さが7.6ミリメートル、キーボード装着時でも16.5ミリメートルという薄さを実現。画面解像度はWQHD(2560×1440)とフルHD(1920×1080)を選択できる。記憶装置には128ギガバイトの高速SSDを搭載しており、軽快な動作が可能。駆動時間は約8時間となっている。価格はWQHDタイプが13万9,800円、フルHDタイプが9万9,800円(オフィス付きは12万4,800円)。2月20日から順次発売される。なお、「T100Chi」はオフィス付きで7万3,800円、「T90Chi」はオフィス付きで5万9,800円(オフィスなしは4万5,800円)。

 また、春モデルのもう1つの目玉が13.3型モバイルノートPCの「ASUS ZenBook UX305FA」。最高クラスの薄さ12.3ミリメートル/重さ1.2キログラムを実現し、新色のブラックを採用することで、美しさと性能を高次元でバランスさせた。Core Mプロセッサーと128ギガバイトSSDを搭載し、駆動時間は約10時間。価格はオフィス付きが11万9,800円、オフィスなしは9万9,800円。

 シー会長は、日本市場における目標として、2 in 1ノート、タブレット、SIMフリースマートホン、マザーボード、ビデオカード−の5つでナンバーワンになることをあげている。

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