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2011年夏CCS特集：ジーンデータ
NGS対応で製品領域拡大、大量データ解析に威力
2011.06.23−ジーンデータは、創薬やライフサイエンス研究におけるターゲットやリード、バイオマーカー探索のための高度なソフトウエアを提供しているが、ここにきて製品ラインを拡大し、一段とソリューション領域を広げている。日本法人の体制も強化し、さらなる事業拡大を図っていく。
同社は、ハイスループットスクリーニング（HTS）やハイコンテントスクリーニング（HCS）に対応した「Genedataスクリーナー」、バイオ情報解析のための統合プラットホーム「同エクスプレッショニスト」といった製品で実績をあげてきた。とくに、次世代シーケンサー（NGS）に対応した「エクスプレッショニスト」の「リファイナーゲノム」は昨年末に欧米で紹介され、いま最も勢いに乗っている製品だという。国内では6月から本格的に販売開始する。
さらに、プロテオミクスやメタボロミクスなどの大量データを利用した統計解析に対応できる「Genedataアナリスト」、次世代シーケンサーなどの多種多様な実験データやアノテーションデータを一元管理する「同セレクター」といった製品も好調。生物データを登録するための「同バイオロジクス」も日本市場に投入する準備を進めている。
これらの製品群は、大量データを効率よくハンドリングし、エンタープライズレベルで利用できるサーバーソリューションであることが特徴。幅広い研究者がバイオデータを扱えるようにするために、操作性も向上させているという。