日本オラクルがフォレストグループに「Oracle Exadata」導入
医薬品・医療機器卸販売、DB処理能力大幅向上
2012.03.31−日本オラクルは、医薬品や医療機器の卸販売事業を営むフォレストホールディングス(本社・大分県大分市、吉村恭彰社長)からデータベースマシン「Oracle Exadata」を受注した。システム構築には約1年を要し、昨年11月からデータベース・クラウド基盤としての稼働を開始している。
フォレストグループでは、九州地区を中心にした医療流通サービスの向上を目的に、約60の業務を支援する情報系システムの統合を計画。「Oracle Exadata」をベースに、グループの中核企業であるアステム(福岡市)をはじめとしたグループ企業向けデータベース・クラウド基盤の再構築に着手してきた。
新システムでは、データベースのチューニング作業を行うことなく、バッチ処理が14時間から2時間に、検索処理が1分以上から2秒に短縮されるなど、大幅な処理の高速化が実現された。この結果、グループ内の営業情報の一元化、顧客からの問い合わせ対応の時間短縮、システム運用管理業務の削減などの効果があがっているという。
なお、今回のプロジェクトは、NECおよびNECソフトウェア九州がシステムの提案・構築・運用を担当した。
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<関連リンク>:
日本オラクル(Oracle Exadata 製品紹介ページ)
http://www.oracle.com/jp/products/database/exadata/overview/index.html
NECソフトウェア九州(トップページ)
http://www.qnes.co.jp/
フォレストホールディングス(トップページ)
http://www.f-hd.jp/