富士通九州システムズが「ADMEデータベース」のバージョン26

2,000件以上のデータを追加、薬物相互作用データも強化

 2012.04.05−富士通九州システムズ(FJQS)は、インターネット経由で利用できる薬物動態関連のデータベースサービス「ADMEデータベース」を更新し、4月からバージョン26を提供開始した。ウェブブラウザーからキーワードや構造式を入力することで、効率的に情報収集を行うことができる。今回のバージョンアップはデータの更新・追加がメイン。総データ件数は、ヒトの主要な代謝酵素であるチトクロームP450を中心に約9万件となっている。

 ADMEデータベースは、薬物動態分野の著名な研究者であるクロアチアのレンディック博士が文献から収集した情報をまとめたもので、1年に4回更新されている。主に製薬企業における新薬開発、および大学教育の分野で活用されている。

 今回のバージョン26では、新たに約300の文献から約2,000件の非臨床薬物代謝データを追加するとともに、45の文献から約100件の臨床薬物相互作用データを追加した。この薬物相互作用データは、ヒト臨床試験において薬物を単独投与した場合と、複数の薬物を併用した場合の薬物の血中濃度の上昇率などを収載したもので、現在のデータ件数は約2,600件(投与計画、血中濃度、消失半減期、最高血中濃度)となっている。

 利用料金は、企業/国公立研究機関向けで年間157万5,000円、教育機関向けは同52万5,000円。薬物相互作用データベースをセットにすると同189万円(企業/国公立研究機関向け)となる。

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<関連リンク>:

富士通九州システムズ(トップページ)
http://jp.fujitsu.com/group/kyushu/

富士通九州システムズ(CCS関連ページ)
http://jp.fujitsu.com/group/kyushu/services/lifescience/

富士通九州システムズ(ADMEデータベース製品紹介ページ)
http://jp.fujitsu.com/group/kyushu/services/lifescience/asp/adme-database/index.html


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