デルが国内でセキュリティサービスを提供開始

セキュアワークスのプロ集団がサポート、企業向けサービス事業強化

 2013.02.06−デルは5日、企業向けサービス事業を強化する目的で、新たに情報セキュリティサービス事業に進出すると発表した。米国本社が2011年に買収したセキュアワークスに基づくサービスを日本でも正式に提供開始するもの。高度な専門知識と深い経験を持つ1,000人のプロ集団が情報セキュリティのあらゆる課題に対する解決策を提供する。すでに1年間ほどプレマーケティングを展開してきており、実際に活発な引き合いを得始めているという。

 旧セキュアワークスを買収したデルのセキュリティサービス事業は、世界71ヵ国の3,000社以上の顧客をサポートしており、世界7ヵ所に配置したセキュリティオペレーションセンター(SOC)を介したグローバル体制で、24時間/365日のサービスを提供している。将来的には、日本にSOCを設ける計画もあるという。

 さて、具体的なサービス内容は、ビジネス上のセキュリティリスクを効率的かつ効果的に管理する「セキュリティ&リスクコンサルティングサービス」、アウトソーシング方式で顧客のセキュリティを守る「マネージドセキュリティサービス」、新たな脅威やぜい弱性から顧客のシステムを保護する「セキュリティ上の脅威解析サービス」−の3つに大きく分けられ、全体として情報セキュリティのあらゆる課題に応えられるようになっている。

 同社によると、最大の強みは1,000人以上を揃えた専門家集団で、米国の政府や軍、研究機関などで豊富な経験を持つトップクラスの人材が多数参加している。その上で、客観的な視点から顧客のセキュリティの現状を分析・提言できること、遠隔監視から常駐サポートまでニーズに応じた柔軟なサービス体制をとれることなどが高く評価されているという。

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<関連リンク>:

デル(セキュアワークス紹介ページ)
http://www.dell.co.jp/SecureWorks


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