アフィニティサイエンスが創薬向け受託研究ビジネス
モデリング技術スタッフ拡充、インシリコスクリーニングで講習会
2015.02.05−アフィニティサイエンスは、新たに創薬支援のための受託研究ビジネスに進出した。専門的知識を持つ技術スタッフを拡充し、実際の研究テーマに則した高度なニーズに応えていく。まずは、インシリコ創薬技術に関するセミナーを開催し、ファーマコフォアベースのスクリーニング、また構造ベーススクリーニング技術を紹介することによって、同事業の旗揚げとする方針。セミナーは2月26日に開催される。
同社は2007年の設立で、ライフサイエンスおよびマテリアルサイエンス系のモデリングソフトを中心に、内外の優れたソフトパッケージの販売、高速な計算環境の構築支援などのサービスを提供してきている。ただ、最近になって、ソフトの購入相談だけでなく、具体的な研究テーマに対応した高度な問い合わせが増えてきたことから、今回体制を整えて、モデリング&シミュレーションを中心とした受託研究ビジネスを開始することにした。
とくに、新しくモデリングに取り組みたいユーザーが増えてきているため、今回のセミナーでは未経験者から初級者を対象に、インシリコスクリーニングの創薬への活用方法、ソフトウエアの実践的な使用方法について説明する。
開催日時は2月26日で、会場は東京都千代田区紀尾井町3-27、剛堂会館ビル内の明治薬科大学紀尾井町サテライトラーニングセンター。午前と午後の2部構成となっており、午前中は同社が販売しているインテ・リガンド社のファーマコフォア研究向け統合ソフト「Ligand Scout」を取り上げ、ファーマコフォアの作成方法からモデリング、スクリーニング、計算結果の解析までの一連の流れを解説。午後は、ドッキングシミュレーションソフトとして多用される「AutoDock Vina」を利用した構造ベーススクリーニングの実際の方法を紹介することにしている。
費用は、1日5万円、半日2万5,000円となっている。定員は20名。問い合わせは同社の営業部、電話03-6234-4095まで。
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アフィニティサイエンス(インシリコ創薬セミナー紹介ページ)
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