CTCライフサイエンスがICH M7対応ソフト最新版
2種類の予測をワンボタン実行、RTF形式レポート出力も
2015.02.11−CTCライフサイエンス(CTCLS)は、英Lhasaのインシリコ毒性予測システムの最新バージョン「Nexus 2.0」を販売開始した。日米EU医薬品規制調和国際会議(ICH)のM7ガイドラインに沿ったリスク評価を行う機能が強化され、知識ベースと統計ベースの異なる手法による毒性予測をワンボタンで実行できるようになった。
M7ガイドラインは、原薬および製剤に低レベルで存在するDNA反応性(変異原性)不純物の評価と管理について推奨される手順などをまとめたもの。この中に構造活性相関(QSAR)による毒性評価法が明記され、知識ベースと統計ベースの2種類の予測ソフトを用いることが定められている。
Lhasa社は、現時点で両方のソフトを製品化している唯一のベンダーで、知識ベースでは「Derek Nexus」、統計ベースでは「Sarah Nexus」を提供している。今回のバージョンアップでは、予測画面内に「M7ボタン」が追加されており、これをワンクリックするだけで両方のソフトの予測結果を単一画面に表示できるようになった。2つのソフトを利用するのに比べて、使い勝手が大幅に改善されたという。
また、その予測結果をリッチテキスト(RTF)形式で出力することも可能。M7レポートに対応したフォーマットで文書が得られるため、作業全体の効率が大きく向上する。
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<関連リンク>:
CTCライフサイエンス(トップページ)
http://www.ctcls.co.jp/
CTCライフサイエンス(Derek Nexus 製品情報ページ)
http://www.ctcls.co.jp/products/lhasa/derek_nexus.html
CTCライフサイエンス(Sarah Nexus 製品情報ページ)
http://www.ctcls.co.jp/products/lhasa/sarah_nexus.html