富士通九州システムズが「ADMEデータベース」バージョン50に更新
約260件の文献から情報を追加、データ件数12万9,000件に増加
2018.04.21−富士通九州システムズ(FJQS)は、4月から薬物動態情報データベース「ADMEデータベース」のコンテンツを更新し、バージョン50として提供を開始した。製薬企業における新薬開発や大学教育の分野で使われており、クロアチアのレンディック博士が文献から収集したヒトの薬物動態関連タンパク質・薬物の情報を網羅している。今回の更新では約260件の文献から約1,500件の非臨床薬物代謝データと、約90件の臨床薬物相互作用データを追加している。
ADMEデータベースは、インターネット経由で検索するサービスで、年に4回コンテンツが更新される。現在のデータ量は、チトクロームP450関連が7万7,335件、その他の酵素が1万6,311件、トランスポーター関係が3万5,347件−となっている。
検索は、キーワード選択式のベーシックサーチのほか、複雑な条件式を入力できるアドバンスドサーチにも対応。薬物とその代謝物に対して、部分構造や類似構造での検索を行うことも可能。
利用料金は、企業および国立研究機関向け(同時アクセス数が10)で、全データベースパックが年間162万円、臨床薬物相互作用データベースを含めると同194万4,000円、教育機関向けは同時アクセス数が1の研究室ライセンスが同27万円、同時アクセス数が50のサイトライセンスで同81万円。
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<関連リンク>:
富士通九州システムズ(ライフサイエンスソリューションのページ)
http://www.fujitsu.com/jp/group/kyushu/solutions/industry/lifescience/
富士通九州システムズ(ADMEデータベースの製品情報ページ)
http://www.fujitsu.com/jp/group/kyushu/solutions/industry/lifescience/asp/adme-database/index.html