NVIDIAが富士フイルムにDGX-2 AIスーパーコンピューター
国内で初導入、医療画像診断や高機能材料開発に利用
2018.09.19−NVIDIA(エヌビディア)は13日、日本で初めて富士フイルムが「NVIDIA DGX-2 AIスーパーコンピューター」を導入すると発表した。AI(人工知能)技術開発を加速することが主な目的で、医療画像診断のための学習時間の短縮をはじめ、ディスプレイ材料やファインケミカルなどの高機能材料開発のためにも利用されるもようだ。
DGX-2は、16基のNVIDIA TensorコアV100 GPUを搭載したマシンで、NVSwitchと呼ばれる独自のAIファブリックネットワークに接続され、毎秒2.4テラバイトのスループットを実現する。理論ピーク性能は2ペタFLOPSに達する。
今回、富士フイルムでは、複数のDGX-2で構成されるスーパーコンピューティングクラスターを構築して利用する。すでに、NVIDIAのGPUを機械学習やシミュレーションに活用しており、その処理能力を大幅に増強するもの。画像診断の場合、数日かかっていた学習時間が数時間以下に短縮されるという。
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<関連リンク>:
エヌビディア(日本語トップページ)
https://www.nvidia.com/ja-jp/
エヌビディア(DGX-2 紹介ページ)
https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/dgx-2/
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