AJSがAIベンチャーのクロスコンパスと資本業務提携

異常検知・予知保全など、プラントへのIoT/AI導入を推進

 2019.04.06−AJSは3日、プラントの異常検知・予知保全を実現する目的で、ディープラーニングを得意とする人工知能(AI)ベンチャーのクロスコンパス(本社・東京都中央区、鈴木克信社長)と資本業務提携を結んだと発表した。製造業を対象に、ビッグデータ解析やAIの活用に向けたソリューションを企画・構築・導入できる体制を整えた。

 クロスコンパスが提供する「Manufacturing-IX」(M-IX)は、AI開発の専門的な知識を必要とせずに利用できる統合開発環境で、加工プロセス異常検知や機械振動解析、異音検知、画像認識などの機能を備えている。製造現場のさまざまな課題に対応するAIを生成し実装することが可能。

 今後、両社のノウハウを組み合わせることで、異常検知・予知保全の実現など、製造業のIoT・スマートファクトリー化のさらなる推進を目指すとしている。

 なお、今回の出資額、出資比率などの詳細は非公表となっている。

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<関連リンク>:

AJS(トップページ)
http://www.ajs.co.jp/

クロスコンパス(トップページ)
https://www.cross-compass.com/


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