Axceleadが共創型アウトソーシングで共同プロモーション

シュレーディンガーと国内で連携、創薬プロジェクト上の課題解決

 2020.05.27−Axcelead Drug Discovery Partners(本社=神奈川県藤沢市、池浦義典社長)は26日、シュレーディンガーと日本国内における創薬支援サービスの提供で共同プロモーションを開始したと発表した。欧米の製薬業で広がっている“共創型アウトソーシング”モデルの適用を目指していくという。

 同社は、2017年7月に武田薬品工業の創薬プラットフォーム事業を継承して設立された国内初の創薬ソリューションプロバイダー。統合型創薬研究支援(IDD)サービスとして、スクリーニング、ケミカル、バイオロジー、薬物動態、安全性の5大機能を、創薬研究プロセスの上流から下流まで一貫して適用する体制を敷いている。具体的には、創薬ターゲットの同定と検証から、ヒット化合物の同定、リード化合物の創製、リード化合物最適化、開発候補化合物の選択、非臨床開発に至るまですべての機能を揃えている。

 今回提携したシュレーディンガーは、分子モデリング・シミュレーション技術を中心にした米国のベンダーで、インシリコ創薬のための計算化学プラットフォームで豊富な実績を築いている。両社の強みを生かして、国内において共創型アウトソーシングの受け皿を広げていくことが狙いとなっている。創薬プロジェクト上の具体的な課題解決を目的とし、共同研究のようなスタイルでタイアップすることが特徴だという。

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<関連リンク>:

Axcelead Drug Discovery Partners(トップページ)
https://www.axcelead.com/

シュレーディンガー(トップページ)
https://www.schrodinger.com/


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