B&DXが設立会見、日本企業のDX実現を支援
ビジネス変革とデジタル変革を両輪で、コンサル超えたサービス展開
2021.01.28−デジタルとビジネスの両面からの変革を支援するB&DX(本社・東京都千代田区、安部慶喜代表取締役)が1月1日に設立され、28日、記者発表を行った。日本企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)実現を後押しすることが目的で、製造や流通、金融、インフラ業界をメインターゲットとして、初年度に30社のプロジェクト獲得を目指す。
同社の資本金は1,000万円。本社は東京都千代田区丸の内1-6-5、丸の内北口ビルディングに置く。電話は、03-6822-8720。従業員は30人でスタートし、初年度中に50人、3年後には200人以上への発展を目指す。パートナーの数は初年度に10社、3年後に100社以上、顧客数は初年度に30社、3年後に1,000社以上を見込んでいる。
安部社長は、アビームコンサルティングで執行役員などを務めた経験を基盤に、今回独立した。完全に中立の立場から常にベストのソリューションを探り、コンサルティングの枠を超えた価値やサービスを提供していきたいとしている。
とくに日本企業は、DX推進がツールの導入にとどまり、制度やルール、人や組織の変革ができていないこと、トップのコミットメントがないため全社横断の変革になっていないこと、さらに意識改革(経営層・中間層・現場)ができていないことが問題だという。このため、同社ではビジネス変革とデジタル変革をかみ合わせた両輪でDXを推進することの重要性を強調している。
具体的には、「戦略・経営管理」「組織・人」「業務プロセス・バリューチェーン」「デジタルテクノロジー」といった各階層において、ビジネス/デジタルの両面から新しい働き方や人・組織の変革を支援するサービスを提供していく。安部社長は、「機動性を生かし、いろいろなパートナー企業と組みながら新しいサービスをつくり上げ、コンサルティングの枠を超えた価値を提供したい」と述べている。
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