CCSニュースファイル
   2021年4−6月

  • 「富岳」で新型コロナ変異ウイルスの感染力の強さを解析、FMO計算利用
      2021.05.06−立教大学大学院理学研究科の望月祐志教授と神戸大学大学院システム情報学研究科の田中成典教授は4月28日、スーパコンピューター「富岳」を利用した新型コロナウイルス特別プロジェクトの一環で実施した研究成果を発表した。フラグメント分子軌道法(FMO)プログラム「ABINIT-MP」を利用したもので、新型コロナウイルスの受容体結合ドメイン(RBD)と、細胞側でそれに結合するアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)の結合状態を量子化学的に解析したもの。新しい研究テーマとして、イギリス型などの変異株のRBDとACE2との相互作用を評価したところ、変異株の方がより安定化する(結合力が強い)という結果になり、計算の上でも変異株の感染力の高さを確認することができたという。
  • ピストイア・アライアンスが日本にアウトリーチ、皮切りにオンラインセミナー
      2021.06.11−欧米のバイオファーマ企業などで構成されているピストイア・アライアンスが、日本への進出を目指して具体的な活動を開始した。組織内に「ジャパン・アウトリーチ・イニシアティブ」を立ち上げ、活動の皮切りとして6月24日午後にオンラインセミナー(無償)を開催する。

 

 

**************<一般ITニュース>***************

 

     

     


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